キーボード交換 (dynabook T55/45MG)依頼
お客様より、パソコンの修理の依頼がありました。
ノートパソコンの全角/半角キーが取れて部品がなくなったそうです、量販店にもっていったところメーカー修理になり2万円以上しますといわれ、どうにかならない?とのことでした。
ネットで部品を検索すると、純正の部品が販売されていたのでさっそく注文。
ケース(パンタグラフをはめ込む台座)は割れていなかったのでパンタブラフを交換すれば楽勝!と思ってました。
3日ほどで部品が届いたので、お客さんへ連絡、パソコンを受け取ったとり、新品のキーを分解してつけようとしたところ、ガーン😨 ケースが90度横向きになっているではないですか… ほかのキーボードのパンタグラフも見てみましたが合う大きさがない…
全交換しかないな、ということで分解開始。
dynabook T55系は 本体シャーシの裏からキーボードが出ているタイプなので、裏面から解体を行いました。
基盤関係を外したところ、アルミシャーシと本体がプラスチックで接着されてます。
しかも数十か所、ホットカッターでプラスチックを溶かしてカットしていきました。
ようやく分解完了。作業開始から3時間が経過していました。
あとはキーボードを取り付けて組み立て作業。
本体とアルミシャーシをつけていたプラスチックは溶かして切断したので、ホットボンドで接着。基盤を取り付け無事に作業完了。
スイッチONして動作確認。デバイス認識OK、キーボードOKということで作業完了。
難易度A で作業時間4時間半の大工事でした。
無事に治ってよかったです。